術後3日目

 朝、執刀してくれたDrが様子見に来てくれた。順調であることを告げると、手術はうまくいったので心配いらないと話してくれた。まだ7時過ぎぐらいの時間だったと思う。外来の日なのにこんなに早くから出勤しているんだと思うと頭が下がる。

 

 鈍痛は、少し引いてきたかなと感じるが、痰を吐き出すときや寝返り・ベットから起きるときの激痛は変わらない。ベットから起き上がる際は両手で柵をつかんで何とか起き上がるのだけれど、力をいれた瞬間の痛みがとても強い。針で刺されたか何かで切られたかのような痛みと形容すれば伝わるのかも。

 

 飲まず食わずの生活が4日目になるも、特段何か食べたいとかは思わない。むしろ食べなければならなくなることに対する怖さがでてきた。明日の午前中に行う検査が良好ならば食事が始まるとのこと。食事と言っても重湯らしいがチョット緊張する。

 

 先ほど何となく体重計に乗ってみた。飲まず食わずとはいえ点滴で生きているので大きな体重減とはなっていないと思っていたけど、大きな体重減だった。およそ術前からみて約7%ほど。わずか4日で7%の減ってすごくない?と一人呟いてみた。やっぱり腹切るって体にとっては大きなショックなんだなと認識した。

 とは言え、身の回りのことは自分でできるし、気分的には落ち着いてきたように感じる。手術当日の拘束状態からみれば今は天国に近い。後は点滴とドレーンさえ抜ければほぼ自由だ。←かなり楽しみ。