すりガラス結節は変化なし

術後1年目の検査で見つかった、肺尖部のすりガラス結節の変化を見るためのCTを再度受けるために病院へ。

CT検査後はDrの判断を受けるために受診の予定が入っていた。

 

CT自体は時間が短いから楽なんだけど、その後の結果を知ることが少しだけ怖い。

まぁ、そんな不安な気持ちを抱えたままでいるよりは、ハッキリした結果を知ることで今後の道筋を立てる方が良いことは分かるんだけど、分からないまま過ごすことができたら楽だよななんて弱気が少なからず湧いてくる。

 

分からないままでいることが良いことって、無いとは言わないけど今の私にとっては最善ではないはずと言い聞かせ、CTを受けた後待合室でDrの呼び出しを待った。

 

 

呼び出しに促されて診察室へ入る。

挨拶をするも、何となく今までとは違う緊張感に支配されたような空気があった。

最初に血液検査の結果プリンタから出力。そして確認。

特段の異常値は無く「CEA」「CA19-9」も低いままだった。

いよいよCTの結果へ。

また、プリントアウトするものかと思ったら、既にDrの手元に結果が印刷されたものが。

きっと、Drも患者の入室より先に結果を知ることで、対応の心構えが必要だったのかな?なんて、そんな思いを馳せた。

 

「心配された影だけど、変化はなかったようだから心配しなくていいと思うよ。だから次の検査は2年目の7月にしましょう」

とのことだった。

大きさに変化がないということは、腫瘍の可能性が低いらしい。

 

 

一安心。

もう少し命をもらったような気がした。

 

とりあえず今のところ転移やら再発の心配はなさそう。

 

4か月間の重い思いから少しだけ解放された。