経過観察
今日は経過観察のみ。
前回、すりガラス結節が出現が見つかったものの、該当部分がどのように変化するかを把握するためにはある程度の期間が必要らしく、次回の経過観察時(2か月後)にCTを撮りましょうということになった。
個人的には早めの判断をしてほしい所だけど、変化が分からなければ意味がないことは理解できるので、Drの判断に従うしかないよなぁと気持ちを納得させた。
10年以上前の健康診断時のXPで、同じ部分に何かあるように見えると指摘されて経過観察になったことがあったけど、同じような形で済めばいいな。
いま振り返ると、こうやって日々の出来事に一喜一憂するってことは、やっぱりまだ生きていたいという思いが強いんだなと気付く。
生き物として当たり前のことなんだろうけど、理屈として考えてみるとやりたいことがまだまだたくさんあるからなのかなとも思う。
じゃあやりたいことやればいいじゃん!とも思うけど、そこは無職だけに経済的なバランスが必要だしと自己弁護してしまう。
事実、経済的なバランスはとても必要なことだけど、いまのこの状況で経済的なことを満たすために、自分の時間を削って自分の意志以外の指示のもと働く選択肢はないかな。
どのように時間を使うことがいいのか分からなくて、思考も堂々巡りをするけど、考えていくしかないんだろうな。
すりガラス結節が出現
今日の検査はCTだけなので、前回のように気分が重くはなかった。
サラっと検査を受けて、朝食を購入。Drの診察時間までの待ち時間にモソモソと購入したパンを食べながら待つ。
ほぼ予定時間に呼ばれてDrの部屋へ。
挨拶をすますと、Drが前回と今回の検査結果のプリントアウトを始めた。
結果を確認する。
「ん?何か書かれているな。とりあえず後回し」Drが呟く。
何か嫌な予感。
血液検査などの数値的なものはすべて良好。
胃カメラも良好。
胸部CTの結果に「ただ左肺尖部にすりガラス結節が出現」の文字が。
Drによると「このすりガラス結節って大きくなってくるとチョット厄介なんだけど、とりあえず様子見だね。次回の診察時にCTの再検査日を決めようか」とのこと。
「また、不安の日々が始まる」と思った。
家に戻りグーグル先生に教えてもらう。
1.ある意味CTだからこそ発見できるものであること
2.消えることもあること
3.大きくなってくると危険なので確定診断が必要なこと
が分かった。
大きくなるかどうかの確認が必要だから、再検査まで日数が必要なことを理解。
気が重い。
でも、まぁなるようにしかならないんだけど。
血液検査の「CEA」「CA19-9」の免疫項目はかなり低い数値なので、そんなに心配することもないのかなとも思うし。
自分の置かれている状況に対して自己弁護的なこと考えるって、やっぱりヘコンデいるんだろうな。
腹部CTと胃カメラ(1年目検査)
もうすぐ手術してから1年経つんだと少しだけ感慨深い。
あの時の胃カメラでガンが見つかっていなかったら、今こうして記録を残すこともできていなかったのかなぁ。
今日は術後約1年経ったとのことで、腹部CTと胃カメラの検査だった。
CTはサラって終わるからいいけど、胃カメラが憂鬱で朝から気が滅入っていた。
前回同様まずい薬を飲まされて待っていると、ほどなくご案内。もうちょっと心構えの時間が欲しかった気がしたけど、仕方なくまな板の上のコイに。
胃カメラの検査って苦しいからなのかもしれないけど、Drも看護師さんもみんな優しい。今回のDrは前回とは違うDrだったけど、同じように優しく対応してくれた。
たぶん、緊張して力が入っていると検査がしにくいようす。だから患者が緊張しないように配慮している気がした。まぁ結果的にはそれがDrのためなんだろうけど。
今回の不安は「また何か見つかったらヤダなぁ」ということ。
検査はスムーズに進み、前回の三分の一ぐらいの時間で終わった。考えてみれば胃自体が三分の一ぐらいしかないのだから理にかなっているのかも。
結果的には生検用の細胞採取はなかった。検査終了後にDrの説明がなかったから詳しくは分からないけど、
「アヤシイところが無かったってことだよね!」
と、自己解釈。
そう、『細胞採取があったら』それが今回怖かったこと。
場合によっては、また手術受けるのかとか、抗がん剤の投与開始とか色々考えてしまっていたから。
まぁ、CTの結果とか血液検査の結果とか見ないと全体的なことは分からないけど、とりあえず私の残り少ない胃は元気にしていてくれたようなのが嬉しかった。
体重もやや回復気味でいい感じ。
もう少し体力が戻るといいなぁと欲がでてきた。
経過観察
今日も経過観察
観察といっても傷口を見るわけでもなく、Drによる様子伺いだけ。
ようやく体重の減少が止まった気がする。
前回Drから「とにかく食べなさい」との指導があったので、ちょっとムリして食べるようにした。
このチョット食べ過ぎ状態って、今の私にとっては結構苦痛。気持ち悪いようなモタレテいるような、いやぁな感じがツライ。
もうすぐガンが見つかってから1年経つんだよね。
Drから「次回は1年経つからCTと胃カメラやる」と言われて気が付いた。
早いような遅いような1年だったけど、間違いなく密度は濃かった。
正直なところ検査が怖い。
検査を受けなければ分からないことが、受けることによって分かってしまうことの良し悪しが気持ちを少し沈ませる。うまく言えないけど。
まぁこの病気については気が付いてしまった以上、現状を把握し続けることが大切だよね。
反対に検査を拒否する勇気もないけどさ。
1年前気が付いていなかったら、今どうなっていたんだろう。
経過観察のため受診
定期受診に行ってきた。
前回血液検査をしたので、経過観察と検査結果の確認だった。
体調に大きな変化はなく経過は良好なようだけれど、体重の減少が止まらないためそこが少し不安に感じる。だけど、血液検査の結果は良好で、栄養状態は合格点だった。入浴時に貧血を起こすため鉄分が少ないのかなぁとも思ってたけど、適正範囲に入っていた。
そうそう、血液検査の目的は栄養状態の確認のほかに、腫瘍の進行度合いを見る指標があって、これも適正値内だった。まぁ今のところ新たな腫瘍が発生しているようすは無いとの結果だったため、とりあえず一安心。
でもねぇ、時々胃のあたりが痛むんだよねぇ。チクって。
縫合した場所はステープラーのようなもので留めているらしくて、その金属はこのまま入れたままになるとのこと。
まぁ心配しても仕方ないか。